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2006年12月20日

12月24日 有馬記念

ディープインパクト、ラスト飛翔へ仕上がり文句なし=有馬記念





ラストランへ、文句なしの仕上がりだ。第51回G1有馬記念(24日、中山競馬場2500メートル芝)で引退を迎える六冠馬ディープインパクト(牡4=池江泰郎厩舎)が20日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで最終追い切りを行った。主戦の武豊を背にDWコースを単走で追われ6F78秒6、ラスト1F12秒5。「すごく良かったですね」(武豊)「最高の調教ができた」(池江調教師)とジョッキー、トレーナーともに大満足の内容だった。




 この日の追い切り、そしてレースと、ディープインパクトの背中の感触を味わえるのは残り2回。「しっかり味わおう」。その思いを胸に、武豊は最強のパートナーの背にまたがったという。
 前走のジャパンカップ前と同じように、最終追い切りは朝一番のDWコースを単走。「自然に馬なりで、気分良く走らせたらいい」という池江泰郎調教師の指示のもと、ディープインパクト&武豊は昇り始めたばかりの陽に照らされたDWコースを、気持ち良さそうにスイスイと疾走した。最後の直線に入ると、武豊が肩ムチを軽く一発。これは、「やっぱり単走だと馬が気を抜こうとするので」と気合を再注入する意味での合図だ。この一発でディープインパクトは重心を沈めてグイッと力強い伸び脚を披露。コースから引き上げてきた武豊と池江調教師が顔を合わせるなり2人から大きな笑顔がこぼれるくらい、文句なしの最終追い切りだった。




「動きはすごく良かったですね。体調の良さを感じましたし、ジャパンカップの後もすごく順調に来ましたね。落ち着いていて折り合いもすぐにつきましたし、1回使った分、前回よりも落ち着いている。精神的にもいい状態です」
 最後の追い切りの感触を存分に味わった武豊が、手綱と背中から伝わってきた最高の手応えをこう語った。完勝という形で、改めて最強馬の底力を見せつけた前走の時と変わらぬ出来の良さ。国内唯一の敗戦となっている昨年の有馬記念前と比べれば「間違いなく今年の方がいいですね」と自信を隠さない。また、昨年2着の雪辱を晴らしたいという思いもあるだろうが、それよりも引退レースを勝利で飾りたいという気持ちがすべてだと、武豊は力を込めた。
「去年負けているからというのではなく、とにかくいい形で最後をという気持ちですね。思い残すことがないように乗りたい。ファンのみなさんに改めてこの馬の強さを見てもらいたいですね」





 一方の池江調教師も「最高の調教ができました。何も思い残すことなく調教ができたので、満足しています」と、100点満点の評価だ。そして、「いいコンディションですし、安心して送り出すことができる。いい結果で引退を迎えられたら最高。そういうストーリーができたら、と思い描いています」と最高の花道に手応えを感じ取っている。





 2004年12月のデビューから約2年。その間、数々の衝撃を残してきたディープインパクトの英雄物語が、いよいよ幕を閉じる。有馬記念を勝てばJRAのG1通算7勝目。これはシンボリルドルフ、テイエムオペラオーに並ぶ史上最多タイになる。最高のフィナーレへ向けて準備は整った。さあ、最後の飛翔へ――。





最終更新:12月20日14時31分
posted by あゆた at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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